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平成15年度の統計調査では、会社(株式会社や有限会社)の数は約251万社を超えているそうです。これだけ会社があるのが原因なのか、ビジネスをはじめるには「会社」を必ず作らなければいけないとお考えの方も多いと思います。しかしこれは間違いで、ビジネスをする場合に必ず会社を設立しなければいけないというものではありません。 |
会社設立をしないでビジネスをしている人たちは「個人事業主」と呼ばれています。個人事業主になるのは簡単で、税務署に開業届を提出すればその日から個人事業主になることができます。しかも開業届に費用はかかりません。
では、なぜわざわざ時間とお金をかけて「会社」を設立するのでしょうか?
手間をかけて会社を作る理由が必ずあるはずです。
私たちがいつもお客様に会社を作る理由を伺いますと、「節税」や「信用」という観点から会社を設立する方が多いようです。
「節税」については、個人事業と会社は課税される税金の種類が異なりますので、会社という制度を上手に利用することで、国に支払う税金を少なくすることができるというものです。
「信用」についても軽視できません。良し悪しは別として、日本では個人事業主が軽く見られてしまうこともあります。事務所を借りる際も、会社にしか貸さないというオーナーさんは思いのほか多いですし、取引先に関しても会社以外とは契約しないというところも結構あるのが現状です。 |
これらはほんの一部の例で、会社にすることによって得られるメリットはたくさんありますし、残念ながらそれなりのデメリットもあります。次のページでは会社と個人事業主を比較して、メリットとデメリットをまとめましたので、個人事業ではじめるか、会社設立をするかの参考にしていただければと思います。 |
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